不動産業で働いている人であれば、誰でも取得の仕方を知っている登記簿謄本ですが、この業界に入って1年間は取得方法全く知らなかったです・・。
よくやってこれたなーと思います・・。
どーも、Ponchaです(‘ω’)
あまり聞き慣れない登記簿謄本という言葉。
住宅購入したら、この登記簿謄本に自身の名前が記載されます!
過去に所有した方の名前が記載されているいわばお部屋の履歴書のようなものですね!
ここの登記簿謄本に記載する際、自身の住所を記載する必要がありますが、
・今住んでいるお部屋の住所で記載する旧住所
・購入した物件の住所で記載する新住所
の2パターンがあります!
どちらか選べるのですが、そもそもいまいちピンとこないですよね・・。
ということで今回は
住宅購入 登記簿謄本に登記する住所は新住所?旧住所〜どちらのほうがよい?〜
というテーマでお話ししたいと思います!
新住所、旧住所の登記をどちらにするかで、必要書類や、引き渡しを終わってからの手続きなど進め方が異なります!
しっかりと理解したうえで、新住所、旧住所を選ぶようにしましょう!
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目次
登記簿謄本とは
まず、登記簿謄本について簡単に説明いたします!
登記簿謄本は、不動産の権利関係を公的に証明する重要な書類です。
要は、このお部屋は自分のものなんですよ!
と証明できる書類です!
登記簿謄本に自分の名前を記載しておかないと、自分の所有物だったとしても、その証明する方法がないため注意が必要となります!
何が記載されているのか?
登記簿謄本には何が記載されているのでしょうか?
記載内容をすべて話すと膨大な量になってしまうので、代表的な部分だけお伝えしますね!
・土地や建物の所有者
・抵当権の設定状況、
・面積
などの情報が記載されています!
住宅を購入する際には、この登記簿謄本を確認することで、物件の法的な状況を把握しています!
過去に誰が所有していたのかが記載されているので、
物件の履歴書のような役割を果たしているわけなんですね!
登記簿謄本に記載する住所を決める
物件を購入に所有権が移転したら、所有権の移転登記を行います!
登記簿謄本に自分の名前を登記するわけなんですが、その際住所も一緒に登記する必要があります!
ここからが本題となります!
新住所登記と旧住所登記
登記簿謄本に記載する住所は2つあります。
新住所登記
旧住所登記
になります!
それぞれの違いをご説明すると
新住所登記は、
これから住む予定の物件の住所で登記する方法です。
旧住所登記は、
現在住んでいる物件の住所で登記する方法です。
現在のお住まいが賃貸のお部屋でも、その住所で登記することは可能です!
それでは、それぞれどういった違いがあるのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットをお伝えしたいと思います!
新住所登記のメリットとデメリット
まずは旬住所登記のメリット・デメリットについてお話をしたいと思います!
新住所登記のメリットは・・。
事前に住所変更等を行うため、引き渡し後に住所変更の手続きをしなくて済みます。
新住所登記のメリットについては、旧住所登記のデメリットを理解して改めて良さが理解できます!
旧住所登記の場合、引っ越したあと住所変更などの手続きも必要ですが、住所変更登記という手続きをしなければいけません。
そういった手続きが一切不要なのが新住所登記のメリットです!
新住所登記のデメリットは・・。
銀行と融資実行の契約である金消契約までに、今住んでいるお部屋から新しい物件の住所変更を行わないといけません。
決済まで時間がない方ですと、平日に役所に行ってと色々動いたりしないといけずバタバタします。
また、新しい物件の役所に転入届を出した際に、役所の人から
『こちらのお部屋に住んでますか?』
という問いに対して、YESと答えないといけません。
簡単に言うと嘘をつかないといけないわけですね!
嘘をつくことに背徳感があるのであれば、旧住所登記を選択したほうが良いと言えます!
旧住所登記のメリットとデメリット
今お話しました、新住所登記の内容を聞くと、旧住所登記の方が良いと思う人は少なくないと思います!
それでは、旧住所登記のメリット・デメリットもしっかり理解しましょう!
旧住所登記のメリットは・・。
必要書類の取得だけで、決済まで基本的には手間がかからず手続きができます!
売買契約を締結したあと、本審査の手続きや銀行との金消契約など、わからないことが多くバタバタしてしまいますが、
新住所登記と違って、住所変更をする手間は省略されるため少し余裕が持てます。
旧住所登記のデメリットは・・。
引っ越しをしたあと、住所変更登記をしなければいけません。
これは役所で行った住所変更とは異なり、登記簿謄本に記載してある住所を変更するため、法務局に行ってその手続をする必要があります!
住所変更登記は自身でやることもできますが、殆どの方は司法書士さんにその手続きをお願いすることになります!
そのため、別途で2〜3万円ほど司法書士さんへの依頼料が発生してしまいます!
新住所の場合は、すでに新住所で登記をしているため、引越し後に行う手続きはありません!
どちらを選ぶべき?
新住所と旧住所どちらを選んだほうが良いのか?
結論から言うと、
個人によって状況が異なるのでなんとも言えない!
というところ。
・・・・。
いやいや、つまらない回答!
と思った方も多いと思いますが、こればっかりは人によって考え方が変わりますので。
特段背徳心がなく、費用もかけたくないのであれば新住所登記
後ろめたさがあり、引越し後に動いたり、費用がかかっても構わない!というのであれば旧住所登記です!
ちなみに、銀行さんとしては、新住所を選んでほしいとのことなんですね!
新住所登記にしてくれたら、購入した物件に住むということを意思表示してくれるからです!
銀行としては、住宅ローンを利用したのに住まずに、賃貸に出すことを嫌がります!
旧住所の場合、本当にその物件に住んでいるかを確認するため、住民票の提示などで最終確認をする必要があります。
そのため、住所変更を事前に行う新住所登記にしてもらえたほうが、確認の手間が省けるので銀行さんとしては助かるわけなんですね!
かといって、銀行さんから『新住所登記のほうがいいですよ〜』なんて口が裂けても言えないわけです・・。
不動産会社も、嘘つくことを斡旋することはできないので、
『新住所登記だったらお金もかからず楽ですよ!』
なんて言えないわけですね!
※たまに何も知らず、ストレートに伝えている不動産営業マンもいますが・・。
ちゃんとそれぞれのメリットデメリットを理解したうえで、選択するようにしましょう!
住所変更登記は義務化される?
実は旧住所登記をしても、そのまま住所変更登記ってやらなくても罰せられるほど厳しいものではありません。
しかし、過去に旧住所変更した方がそのまま住所変更登記を行わず、そのまま所有者が不明になってしまった・・。
ということが続いたため、いよいよ国は、住所変更登記の義務化を決定しました!
予定としては、2026年の4月(令和8年4月)までに施行する予定です!
ちなみに、施行日はまだ具体的に決まっておらず、今後決定される予定です。
旧住所登記を選んだ場合は、住所変更登記を忘れずに行うようにしましょう!
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、住宅購入 登記簿謄本に登記する住所は新住所?旧住所〜どちらのほうがよい?〜
というテーマでお話しさせていただきました。
登記簿謄本に記載する住所を
・新住所
・旧住所
にするかは、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで選定するとよいです!
それに対して、事前に何を準備をする必要があるかも確認しておきましょう!
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